とりあえずこれまでにいったものをメモメモ。
 
 Mat, Satine, Brilliant, メゾン マルタン マルジェラ トウキョウ
 秘密実験012 今村遼佑個展 『ノックする。』, site
 No Man's Land, 在日フランス大使館
 笹倉洋平展 「ツタフ」, neutron 
 Thomas Ruff, Gallery Koyanagi
 Verner Panton, 東京オペラシティアートギャラリー
 COOP HIMMELB(L)AU FUTURE REVISITED, NTTインターコミュニケーションセンター
 レベッカ•ホルン展 東京都現代美術館 
 ラグジュアリー:ファッションの欲望 東京都現代美術館 
 隈 研吾展 GALLERY MA
 THE OUTLINE 見えていない輪郭 展 深沢直人 藤井保, 21_21 DESIGN SIGHT
MIKIYA KOBAYASHI EXHIBITION - life -, Living Design Center OZONE
小池一馬個展 '瞬き' , hpgrp GALLERY東京
 どれもこれもとてもいい展示ばかりだったのですが、特に印象に残っているものは、現代美術館と2121かな。
 現代美術館で開催中のレベッカホルン展はとてもすてきでした。平日のお昼間にいったので、すごく静かで、人も少なく心地よい緊張感がぴーんと会場に張りつめている感じ。
 アナーキーのためのコンサートを真下で見ているときに鍵盤が飛び出てきたので、嬉しいのとびっくりしたので、半端なくドキドキしてしまいました。うーんそれにしてもかっこいい!
 映像作品も時間が許す限りみました。3時間ちょいくらい、それでも4つだけど。
 
 同時開催中のラグジュアリー ファッションの欲望展では、妹島和世さんがギャルソンの展示スペースをデザインしていたのですが、これもなかなか楽しいです。91年から08年までの中からセレクトしてあるので、懐かしいものもたくさんありました。父親のつとめている会社が青山のギャルソンの裏で、小学生のころお店の前をうろうろしては、この人たちの着ているものは一体なんなんだろう?とよく観察していたのを思い出しました。 当時は、奇妙なのだけど、店員さんたちがとてつもなくかっこ良くみえたものです。

 
 そして先週金沢21世紀美術館で開催中のオラファー•エリアソン 'あなたが出会うとき’ をみに金沢まで日帰りで行って参りました。
 徹夜で雪の中車を飛ばして6時間、みんなでへろへろだったのですが、あぁ時間をかけてきた甲斐があったなと思えるすばらしい展示でした。昼と夜二回も行きましたよ。
 美術館の形状にあわせてこの展覧会だけのために制作された新作が多く、通路などどこをとっても無駄がない感じ。そういう点ではレベッカホルン展とはとても対照的だったなぁと思います。
 とにかくたのしい展示でした!説明不要なので3月末まで、お時間のあるひとはぜひぜひ。
 お時間のない人はオラファーのHPでほとんどの写真が見れます。



 
21世紀美術館は2回目なのですが、やっぱり東京の美術館とは全然違うなぁと感じます。まちにひらかれた美術館というコンセプトがすごくしっくりきます。無料で鑑賞できるスペースも多いし、ワークショップや金沢に関連する展示もたくさんやっているようです。働いている人も地元のおじさまおばさまばかり。なによりぐるっとガラス張りで四カ所ある入り口がすごく開放的で、美術館の風通しのよさをすごく感じました。
 東京の美術館もすてきだけど、なんだか入りにくく感じることもしばしばあります。そういう緊張感だったりってもちろん必要だとは思うし、美術館はそうあるべきだ、って考える人もたくさんいると思うけど、私は個人的にこういう美術館もいいなぁと思います。
 
 そういえば、前回快晴だったタレルの部屋、今回は雨まじりの雪でした。へっへ
 
 美術館以外には、醤油アイスを食べにいったり、魚市場にいったり、安藤さんの建築をちょこっとみたり。



 前回金沢に行った時と全く同じメンバーだったので、思い出の千里浜なぎさドライブウェイにも行きました。ここは日本で唯一車で走れる海岸なのだけど、8キロもあってすっごい気持ちが良いです。金沢に車でお越しの際はおすすめです。夕日もきれいらしいわよ~ やらしいわね。
 おすし二回もだべておなかもこころも大満足の旅でした。
