19.9.10

Bestival!


すこしおそめの夏休みをとって、イギリスの南にあるWight島で行われる四日間の音楽フェスティバル Bestival にいってきました。こちらで泊まりのフェスははじめてだったのでわくわくして荷物を詰め込む、遠足の前日みたい。
当日はお天気もよく、ロンドンから2時間ほどで港までたどりつき、車ごと船にのりこみ30分ほどで島に到着です!
キャンプの場所もいい場所を確保して、4つのテントで小さな村をつくりました。初日はちょこちょことgigがあったようですが、その日はみんなでキムチ鍋をつくってテントでまったり、次の日に備えてちょっとはやめにねました。
このフェス用にH&Mでかわいい寝袋、テント、ポンチョをみつけて友達とと興奮気味に買ったのだけど、さすがH&Mです、超寒い。しかもどの寝袋よりもかさばる。Karrimorの寝袋あんなにちいさくてー14℃までいけるのに。このまま4日間大丈夫かななんて思いながらヒートテックを二枚着てがたがた震えながらねました。やれやれ。

世界的に有名なイギリスのフェスGlastonburyと比べてBestivalは規模も小さめですが、アットホームで雰囲気もよいかんじでした。泥酔している人もTeenagerもそんなにいないし、なぜかほとんどがおしゃれイギリス人。日本人どころかアジア人もほとんどいませんでした。そしてBestivalのもうひとつの特徴としてはFancy Dressの日があって、みんなテーマに合わせて仮装をします。今年のテーマはFantasyということでフェスでぐちゃぐちゃになるとわかっているにもかかわらず真っ白のウェディングドレスやら超ふりふりのドレスやらみんな気合充分。私たちは前日に無理やり決めたマリオとルイージでしたが結構たくさんいてちょっとがっかりだったので、来年に期待。当たり前なんだけど、ヨーロッパの人が仮装してるとほんとに似合うよね。みんなすっごくかわいい、そしてスタイルがよい。こればっかりは勝てません。一回ステージの横の巨大スクリーンに超大きいかおなしがゆらゆらゆれているのが写ったときは最高におもしろかったです。ほんとに大きいの、3mくらい。あれ前にいたらじゃまだろうなぁ。
写真でいくつかご紹介。
この写真おきにいり。左のお兄さん仮装がとってもお似合い。
ウォーリーは超人気の仮装でした。そのとなりのおねえちゃんはWhere the wild things are
ある意味ファンタジーだがなんの仮装だかさっぱりわからん。



ライブも期間中たくさんみましたが、わたし的に今回のBest ActはJonsiProdigy!
Jonsiはフェス向けでもないかも?とおもっていたけど最高にかっこよかった。多分自分がどう思われているかとかどう見えているかなんて全く気にしていなくって、200%歌に集中していて、映像と演奏とJonsiの歌声がひとつになったパフォーマンスはただただすばらしいの一言。なんだかドキドキして呼吸も出来ないかんじでした。いやぁほんとにすてきでした。Jonsiに感動しすぎてそのあとみたThe Flaming Lipsは楽しみだっただけにちょっとがっかり。たしかにLiveのエンターテイメント性ってとても大事だとおもうけど、ボーカルのおじさん結構イライラするかんじだったなぁ。最初に風船にのってこんな風に飛びただしてみたのはいいもののMCも超長いし、全然歌わないし、マイクにカメラついててスクリーンはひたすら自分のアップだし。舞台のダンサーにまじって明らかにモデル風の彼女だか娘だかがいたのだけど、私服でキャーキャーいいながら写真やらビデオやらを撮っているのがなんだかすごーくいやなかんじでした。つまんなくて途中で抜けちゃった。その後みてた友達は「ずーっとひたすらあんな感じでおっさんの一人ショーだったよ。」といっていました。
Prodigyは圧倒的な存在感とパフォーマンスでさすがおおとり、さすがProdigy! こっちのフェスって結構みんな聞いてるようで後ろの方はひたすらおしゃべりに夢中と言った感じの人も多い印象があるのだけど、みんなが一つになって地面がゆれていました。私もともとProdigyはそこまで詳しくなかったのだけど、とても楽しかった!余談ですが、帰ってWikiを見ていたら、ボーカルのキースの奥さんは日本人らしいです。へーなんかちょっとうれしいね(と思うのは私だけ?)
ちなみに楽しみにしていたThe xxは直前にうかれて飲んでいたパイナップルのお酒とテント内の人の熱気、たばことはっぱの煙に完全にやられてしまい一曲ででてしまいました。残念。最初にCrystalisedをやってくれたのでそれだけ聞けたのはよかったです。ちなみに前にいたおねーちゃんは上半身はだかでおっぱいのところに黒のガムテでXXと貼ってありました。セクシーね。

こうやっていつもの生活をちょっと忘れて自然にどっぷりつかってひたすら遊ぶって大事なことだよなーと思った4日感です。そんなこんなで月曜日の夜にかえってきて、ひさしぶりにはいったお風呂とふかふかの家のベッドも最高だったんだけどね。次の日必死に朝起きてばきばきの体を引きずって会社にいくと、私は水曜日戻りで有給をもらっていたらしく、「あれ、やすは明日からでしょ?」と半笑いでボスにいわれる。がーん。
「じゃあ帰ろうかな〜」のじゃを言う前に「まぁすわってすわってお茶いれるから。まずね…」と仕事をたくさんもらいました。なぜなら来週からLondon design weekがはじまるから!1年で1番忙しい週です。

そんなときにじゅんこはロンドンにやってくる。

4.9.10

27

今年も無事お誕生日を迎えました。ロンドンで迎える4回目の夏です。
当日は水曜日だったので、事務所でランチのじかんに韓国料理でお祝いしてもらい、夜はお友達とごはんを食べに行きました。
行き先は秘密ということでどこにいくのかわくわくしてタクシーに乗り込む。で、到着したのはArchwayにある500というイタリアンでした。ここずーっといってみたかったんだけど、前回予約が取れなくってほんとに人気のお店なのです。なのですごく嬉しかった!もちろんお味もすーごくおいしくって、大満足です。ロンドンはあんまり魚がおいしくないしメインにお肉をオーダーするとずっしりきてしまうので、ちょっといいレストランにいくと魚介をオーダーすることが多のですが、ここの舌平目のソテーはほんっとに美味しかった。悲しいことがあったらこの写真を見て頑張ろうと思います。
こじんまりとしていて、店員さんもイタリア人のとってもフレンドリーな方々。ここのレストランのシェフは、イギリスでお料理番組などもやっているイタリア人シェフGennaro Contaldoや超有名イギリス人シェフのJamie Oliverなどのもとで長年修行していた方です。(ちなみにJamieは元々Gennaroのお弟子さん)ちょっとだけお高いので、特別な日や誰かが来たときにぜひどうぞ!大人気なので予約は必ず一週間前にね。

そしてその週の金曜日は家から一番近いパブでお誕生日会をしました。
イギリスのパブは日本の居酒屋と違って大人数のパーティーでも人数、時間、料金などをきっちり決められてというかんじではなく、テーブルとかを予約しておくだけなので、好きな時間に来て好きな時間に帰れるし飲み物も自分の飲んだ分だけ払えばいいので、今回も7時から12時までといってもみんなだらだらと8時9時くらいから集まり始めて、わいわい楽しく飲みました。ここのパブは家から近いこともあって、いつもくるところなんだけれど、2階をただで貸し切りにしてくれたので、金曜日の夜でも人に押しつぶされることなく快適でした。
そういえば、去年から誕生日会をしているのですが、毎年来てくれた人におみやげを作ることにしています。去年はムーミンクッキーをゆりちゃんといっしょに大量につくったのだけど、今年はどうしようかな〜と散々考えた結果マカロンを作ることに。きっかけは安易なもので、かわいいし、バリエーションもあるし、包装しやすいし、つくれたらかっこいいじゃんというものだったけど、マカロンなめてた。超大変でした。結局何回か作ってみて失敗しつつも当日はぷっくりきれいにやけて、ほんとによかった。日本とイギリスというまた安易な理由から抹茶とアールグレイのマカロンを作りました。当日はカメラマンのしほちゃんもクリーム詰め&ラッピング部隊としてお手伝いにきてくれて無事50個x2種類で100個完成!いやーほんっとに疲れた。もうしばらくマカロンはつくらん。みんな喜んでくれていたと思うのだけど、ヨーロッパの子は「Green teaのマカロン?! ちょっと変な味!」とばっさりきられました日本人は大好きなんだけどなぁ、一つ勉強になったな。
なにはともあれパーティーは結局朝までつづき、次の日は泥のように眠りました。
写真たくさんとったつもりでいたのだけど、あんまりなかった!よっぱらいなので仕方がない。しかしなぜかこの4人の写真だけは10枚くらいありました。謎。
メッセージ、お電話をくれたみなさん、お誕生日会にきてくれたみなさん、日本からお手紙、プレゼントを送ってくれたみなさんほんとうにありがとうございました、最高にタノシイお誕生日でした!今年も1年いい年になりますように。

プレゼントとても嬉しかったので、集合写真。右上のほうにサーモンどんぶりがいる。