Design Museumで開催するDieter Rams展のオープニングパーティーに行ってきました。
夏の初めに府中美術館で行われた展示にいけなかったので、うじうじしていたのですが、デザインミュージアムに来ると聞き、ずっと楽しみにしていました。
40年以上にわたり500点をこえる製品をBRAWNにおいてデザインしてきたDieter Rams. 展示はほんの一部に過ぎないけれど、それでも素晴らしい展示でした。MoMAなどで作品は見たことがあったけれども、こんなにたくさんの作品を一度に見るのは初めてだったので、どうしていいのかわからず、しばらくぼんやりしていました。私が到着した頃はまだ人も少なくて、じっくりみていたのですが、8時ごろには人が多すぎて大変な事に。また後日ゆっくりこようと思います。
最近のプロダクトはデザインを全面に押し出して装飾的になっているものも多いと思うのですが、やはりDieter Ramsのデザインは機能に忠実であろうとするところに大きな違いがあると思います。それはDieter Rams良いデザインの10ヶ条でも提唱されていることだと思うのですが、改めて実際に作品を見て、強くそれを感じることができました。
オープニングにはご本人もいらっしゃっていて、スピーチをしていたのですが、今日の使い捨ての社会において短命の製品をつくるのでなく、限りある資源を考えた上で、長く使えるものをデザインしていくべきだ とおっしゃっていたのがすごく印象的でした。
長くなってしまいましたが、最後に私の個人的にすてきだなぁと思うプロダクトで締めくくりたいと思います。
Design museumにて3月7日まで、ロンドンにいる方はぜひ!
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