もう秋なのだけど、ちょっと前のお話。こちらにきてから私の中で野外映画会がちょっとしたブームになっていました。映画館でみる映画に比べて音響や画質は勿論劣る部分がありますが、夏の夜にみんなでみる映画はとっても気持ちがよいです。以前紹介したSomerset Houseの中庭で行われる映画を今年も見に行ったのですが、ここはちょっと高いだけあってとっても快適で、音響も意外といいかんじです。ちなみに今年はMulholland Driveをみました。
The Wapping Projectでも野外映画会をやっていたようですが、日程が合わなくて結局いけず。
別の用事でレストランに行った日は丁度映画会の日だったようで、中庭にクッションがたくさん置かれていてこじんまりとしたかわいらしい感じでした。
ちなみにこのWapping Projectというのはもともと水力発電所だった建物を、レストラン兼ギャラリースペースにリノベーションしたものです。初めてここに来た時は、多摩美の小暮先生につれてきていただいたのだけど、まだロンドンに来たばかりの学生だったし、£1が250円の時代だったのでこんな豪華なレストランもちろん来たこともなく、ただただ一緒に来たゆうきと二人で唖然としたのをおぼえています。ここのレストランはModern Britishでとても美味しいし、建物もすごくステキで、おすすめ。
ギャラリーの展示空間がすごくきれいで、どのエキシビジョンを訪れても毎回会場構成にぐっときます。
外のBook Shopもかわいいよ!
そして夏のしめくくりに行ったものはこちら。使われなくなったガソリンスタンドをリノベーションして一ヶ月の期間限定で作られた野外映画館The Cineroleum。
事務所から徒歩5分の大通り沿いに突如出現してなんだなんだと思って調べてみたところ、若いアーティストや建築学生が集まり使われなくなったガソリンスタンドをリノベーションして作った手作り映画館とのこと。金土日の週末だけですが、値段も£5と良心的です。しかし早速予約しようと思ってネットと見ると連日売り切れの大盛況でなかなかチケットが取れない。毎週木曜日の4時に売りだしになるので、今度こそと思って頑張ったところなんとかチケット確保しましたが、本当に5分で売り切れていました。あまりの人気にびっくり。
色々と選択肢はあったのだけど、昔のローテクなホラーを大きいスクリーンでみれる機会もないかなということでNight of the Living DeadとB級映画ナイトを二夜連続でみることになりました。この映画館、椅子やスクリーン、待合室の家具などすべて廃材や拾ってきたものを使用しています。おまけにバーやチケット、スタッフの衣装も手作り感満載でかわいい。当日はホラー映画だったのでゾンビ風、文化祭みたいで楽しそうでした。HPでも製作過程が紹介されています。
さてメインの映画のほうはというと予想通りローテクさと、役者さんたちの演技や台詞が面白くって、ホラーなのにみんなでげらげら大笑いしながら見ました。あんなに笑いながら映画見たのははじめて。しかし当日は結構寒くて、あんなに寒い中映画を見たのも初めてだけど。2日目の映画も巨大な原始人と現代人との恋のおはなしというB級もB級の映画でこちらも面白かった。終わった後はすぐにまわりののスクリーンがさーっとあがり外から様子を伺っていた人々になぜか一気にさらけ出される形となり、間髪なく急に現実に引き戻される感じがとてもシュールでした。
さて、来年はどんなPop-Up Cinemaに出会うのかな、今から楽しみです。
ぁあ~ステキ。観る環境について考える。コレはかなりいいね。結局ロンドンで行けなかった分東京で、、、と思ったけど今年の夏は叶わず。ぁあ~てかロンドン 戻りたいぃ~
返信削除ゆりとむ、百万回くらい言っているけどロンドンとやすぱんはゆりちゃんの帰りをいつでも待っているよ。一緒にいけたら最高だったね!
返信削除ところで香川からうどんのおみやげは?まだ届いてないけど?
あっ。 うどん、、、。
返信削除う うん、 もうすぐやって来るよ~